2018-09-29 【刀剣紹介】水神切り兼光 刀剣紹介 太刀 兼光 水神切り兼光 上杉家伝来、備前長船兼光の太刀です。水神を切った、という伝説の詳細は不明です。 刃長二尺三寸一分(約七〇・〇センチ)、平造り、丸棟という珍品。佩き表に梵字、裏に三鈷柄の剣の彫物。小板目肌に映りが出る。刃文は中直刃に小乱れ交じり。中心はうぶ。「備前長船住兼光 康永二年十一月」と在銘。昭和十二年、重要美術品指定。 参考文献:日本刀大百科事典