2018-10-30 【刀剣紹介】蓑丸兼光 刀剣紹介 太刀 兼光 蓑丸兼光 征西将軍・懐良親王の佩刀、という伝説の太刀です。九州の旧家に伝来していた時分は、蓑に包んで家の棟木にくくり付けてあった、というので、蓑丸の号がつけられました。古い山金の太刀拵え付きです。 刃長二尺八寸(約八四・九センチ)くらい、刃文は彎れ五の目乱れ。うぶ無銘で、備前兼光の極め。しかし、兼光は懐良親王にとって、いわゆる現代刀である。しかも無銘物を佩刀にしたとは考えにくい。 参考文献:日本刀大百科事典