2018-10-19 【刀剣紹介】太栰正宗 刀剣紹介 太刀 正宗 太栰正宗 羽州米沢城主・上杉景勝の嗣子・定勝が、元和九年(一六二二)正月十三日、元服のとき、将軍秀忠より拝領した、相州正宗の太刀です。刃長二尺一寸一分(約六三・九センチ)、景勝三十五腰の一です。最後の藩主・上杉茂憲は明治元年、初め官軍に抗したが、のち降って羽州庄内攻めに加わりました。この戊辰の役に、茂憲はこれに太刀拵えをつけ、佩用していました。 参考文献:日本刀大百科事典