2018-10-26 【刀剣紹介】卍信国 刀剣紹介 信国 卍信国 卍を刀身に彫った京の信国の剣です。 刃長一尺三寸八分五厘(約四二・〇センチ)、鎬の上に樋をかく。表の樋はほぼ中央部で切れ、そこに卍を彫る。地鉄は板目肌で、刃縁は紐がかる。地沸えつく。刃文は直刃に小乱れまじり、砂流し・金筋走る。鋩子は小丸。銘は表に「信国」と二字、裏に「源家康」と金象嵌入る。奈良の法隆寺蔵。 参考文献:日本刀大百科事典