2018-11-14 【刀剣紹介】若狭貞宗 刀剣紹介 脇差 貞宗 若狭貞宗 江戸初期、薩摩の島津家にあった相州貞宗作、一尺(約三〇・三センチ)ばかりの脇差です。由来は不明であるが、慶長十五年(一六一〇)八月、島津家久が琉球王・尚寧を伴い、徳川家康に謁したとき、相州貞宗の大小を与えています。おそらくその小刀のほうが、若狭貞宗でしょう。 参考文献:日本刀大百科事典