2018-11-06 【刀剣紹介】文殊の槍 刀剣紹介 槍 文殊の槍 河内守包定作の槍です。包定は手掻包永の末葉で、延宝(一六七三)ごろの人です。大和から江戸へくだり、常州土浦藩主・土屋家のお抱え工となりました。麻布の御薬園の別荘にあった柳の井、実は善福寺の惣門のうちにあった柳の井、という名水をくんで、槍に焼きを入れました。それが優秀だったので、「文殊の槍」といって珍重されました。 参考文献:日本刀大百科事典