2018-10-30 【刀剣紹介】翠丸 刀剣紹介 太刀 兼光 翠丸 備前兼光作の太刀の異名です。越後国三島郡長峰山(新潟県長岡市長峰町)の城主・新田氏の一族に伝来したものが、同郡富岡村(長岡市富岡町)の遠藤孫兵衛の祖先の手に渡りました。それを宝暦十二年(一七六二)、長岡藩主の牧野家が金百両で召し上げ、褒美として三百疋を添えました。以後、同家第一の宝刀となっていたが、明治維新のさい、城が焼けたので、翠丸も紛失しました。 参考文献:日本刀大百科事典