2018-10-18 【刀剣紹介】人数国次 刀剣紹介 来 太刀 人数国次 阿波の細川家の重宝です。どこの国次か不明であるが、おそらく来国次の作でしょう。細川頼春が正平七年(一三五二)閏二月、楠正儀らの軍に敗れ、討死した時、たまたま家臣の町田・筒井・湯浅・河端らは、この太刀を携行し、上京中であったが、主君討死の報を聞いて、船中で切腹してしまいました。それでこれを「人数」と名付け、細川家の重宝にしました。人数の太刀ともいいます。 参考文献:日本刀大百科事典