2018-10-17 【刀剣紹介】初元結 刀剣紹介 刀 初元結 寛文(一六六一)ごろの豊後国高田長左衛門守行作の刀の異名です。出雲国松江城主・松平出羽守斉貴が、文政九年(一八二六)二月二十五日、将軍家斉の前で元服した時、拝領したものです。初元結とは昔公家で元服の時、髪を結んだ紫色の組み紐のことだったが、転じて初めて元服する意味にも用いるようになりました。本刀はその意味での命名です。 参考文献:日本刀大百科事典