2018-10-03 【刀剣紹介】僧正孫六 刀剣紹介 刀 僧正孫六 濃州関の孫六兼元作の刀の異名です。三河長篠城主の奥平信昌の家臣・鳥居強右衛門が、出羽の羽黒山に参詣したとき、同山の僧正より贈られたものです。強右衛門が長篠の戦で殺されたあと、藩主・奥平家蔵となりました。大正の末、同家の売立てで売却されました。 刃長二尺三寸五分(約七一・二センチ)余、すこぶる健全な刀で、刃文は三本杉、うぶ中心で「兼元」と在銘。 参考文献:日本刀大百科事典