2018-09-28 【刀剣紹介】塩河藤四郎 刀剣紹介 吉光 享保名物帳 短刀 塩河藤四郎 『享保名物帳』焼失之部所載、粟田口吉光の短刀です。江州佐和山城主・石田三成の臣・塩川志摩(佐助・喜左衛門)か、播州明石城主・塩川信濃守かの所持だったものです。その後、徳川将軍家蔵となったが、明暦三年(一六五七)の大火で焼失しました。これには二百枚の折紙がついていました。 刃長八寸(約二四・二センチ)、表裏に刀樋に添え樋があった。 参考文献:日本刀大百科事典