2018-09-22 【刀剣紹介】狐切り貞宗 刀剣紹介 短刀 貞宗 狐切り貞宗 出羽国山形城主・松平下総守忠弘が、元禄五年(一六九二)十二月二十八日、将軍に献上した短刀です。忠弘が老後、病をえて江戸に定住すると、本国の白河では家臣が二派にわかれて抗争したため、白河から山形に転封、五万石減封のうえ、閉門を仰せつけられました。閉門をとかれ、隠居を命じられた挨拶として、自分の得物の本刀を将軍に献上しました。 参考文献:日本刀大百科事典