2018-09-22 【刀剣紹介】加藤国広 刀 刀剣紹介 加藤国広 加藤清正の娘・瑞林院が元和三年(一六一七)、紀州頼宣に輿入れのさい、持参した堀川国広の刀です。 刃長二尺二寸九分(約六九・四センチ)、身幅の広い豪壮な姿で、大きく彎れた大五の目乱れをやく。「国広」と二字銘。 吉宗が紀州家から入って八代将軍になったとき持参し、田安家が創立されると、同家へ与えました。大正十三年、同家を出ると山本悌次郎氏をへて、三井八郎右衛門家へ納まりました。現在重要文化財です。 参考文献:日本刀大百科事典