2018-09-18 【刀剣紹介】秋田則重 享保名物帳 刀剣紹介 秋田則重 『享保名物帳』の焼失之部に所載されています。もと秋田城之介家の伝来刀だったのを、黒田長政が所望しました。秋田家で代金五十両というのに、長政は百両おくりました。長政の孫光之は承応三年(一六五四)五月三日、襲封の礼として本刀を将軍に献上しました。 刃長八寸六分(約二六・一センチ)。差し表に素剣、裏に梵字を彫る。百枚の折紙であるが、本阿弥光由は三千貫とも言っていた。 参考文献:日本刀大百科事典