【お勧め刀剣書籍】備前刀剣王国
本日のお勧め刀剣書籍
先日、久し振りに大学時代の友人と飲んできました。数年ぶりでしたが、あまり変わりなく、昔話に華を咲かせました。みなそろそろ結婚適齢期ですが、恋人はいながら結婚までは至っておらず……。私も両親から孫の顔を見たい、と言われ続けていまして、耳が痛いばかりです。
何はともあれ、本日のお勧め刀剣書籍は『備前刀剣王国』です。
備前刀剣王国
本書籍は前回紹介しました『日本刀物語』同様、平成二十七年六月から翌年三月末に東京、富山、岡山の博物館、美術館にて開催された『備前刀剣王国』に展示された刀剣が掲載されています。その名の通り、備前国の刀剣を中心とした内容で、古備前物・一文字派・長船派などの名工の作品が掲載されています。
現在開催中『備前刀―日本刀の王者―』にも展示された刀剣も掲載されており、備前刀剣の奥深さに触れることができる一冊となっています。
備前刀剣、刀工について
刀剣写真の掲載だけでなく、備前刀剣の時代背景や南北朝時代の長船派について、また刀工についての考察も掲載されています。備前刀剣のルーツ、歴史にも触れることができる内容となっています。
また、刀剣は「古備前物」「一文字派」「長船派」「小反り物」と分かれて掲載されており、各それぞれの流派の違いを比較して楽しむこともできます。
以上が『備前刀剣王国』の紹介となります。割と最近に発行された本書籍ですので、ネット通販や開催地の博物館、美術館で手に入れられるかもしれません。