日本刀の世界 ~日本の様式美~

日本の伝統文化である日本刀の刀工・刀鍛冶、名刀、刀剣書籍など

2018-11-26から1日間の記事一覧

【偉人の刀剣】森蘭丸の刀

森蘭丸の刀 蘭丸は濃州金山(岐阜県可児郡兼山町)城主・森三左衛門可成の三男です。織田信長の小姓となり、本能寺の変で、十文字の槍をもって奮戦したが討死しました。時に十八歳でした。その佩刀と称する刀を、子爵・三浦梧楼陸軍中将が入手していて、大正五…

【偉人の刀剣】柳生連也の刀

柳生連也の刀 尾州徳川家の剣術指南役・柳生連也の蔵刀です。もっとも有名なのは、現在も尾張柳生家に伝来している大刀の「かごつるべ」と、小刀の「笹露」です。ついで「鬼の包丁」です。 前記三刀と同じ刀工の作で、「伊藤肥後守秦光代 重胴二以其歯タウリ…

【偉人の刀剣】山岡鉄舟の刀

山岡鉄舟の刀 鉄舟は幕臣で、無刀流の開祖、のち子爵です。江戸開城に奔走した功を賞し、徳川慶喜からもらった名物・武蔵正宗は有名です。 無銘一文字極めの刀は、逆丁子乱れの寂しい、青江風の出来で、のち未亡人が、鉄舟創建の全生庵に寄贈、現存します。…