2018-11-29 【偉人の刀剣】広瀬武夫の刀 偉人の刀剣 刀 広瀬武夫の刀 日露戦争の際、陸の橘中佐と並んで海の軍神と謳われた広瀬武夫中佐は、海軍兵学校卒業の翌明治二十五年、少尉として軍艦比叡で、遠洋航海の途次、オーストラリアのシドニーに入港した時、親日家の建築師・ブラウンが、油絵の額をくれました。それが高価なものだったので、返礼として「筑前鍛治の日本刀」を贈りました。それは出発に際して、父重武がわざわざ上京して、渡したものだったので、武夫にとっては「千金ニモ換へ難キモノ」だった、と日記に書いています。 参考文献:日本刀大百科事典