2018-11-08 【刀剣紹介】鞲切り 刀剣紹介 太刀 鞲切り 朝倉氏景の太刀の異名です。氏景は文和四年(一三五五)二月十五日、わずか十七歳で、京都の東寺の南大門のまえで、南朝方と闘い、相州貞宗の太刀をもって、敵兵の鞲つまり弓をひく場合の革の手袋もろとも、切って落としました。その切れ味を賞して、中心に「鞲切」という銘を入れました。 参考文献:日本刀大百科事典