2018-10-12 【刀剣紹介】南禅長義 刀剣紹介 脇差 南禅長義 備前長船長義作の脇差の異名です。異名の由来は不詳です。土佐の山内家旧蔵でした。 刃長一尺(約三〇・三センチ)、反り一分(約〇・三センチ)。地鉄は板目肌、映りはない。刃文は、差し表が五の目乱れ、裏が彎れ調の小五の目乱れ。鋩子は尖り、長く返る。中心は区送り、目釘孔四個。表に「備前長船長義」、裏に「文和元年八月日」、と大銘に切る。 参考文献:日本刀大百科事典