2018-10-08 【刀剣紹介】弦桶丸 刀剣紹介 刀 弦桶丸 美濃の豪族・蜂屋家の伝来の刀号です。「正次」と二字で、粟田口系とも、京の達磨系ともいいます。達磨系は京から濃州賀茂郡蜂屋庄に移住しているから、そこの家族の伝来刀ならば、達磨系の正次と見るべきです。刀号は弦桶、つまり弦のある桶を切ったからでしょう。したがって弦樋丸と書くのは、誤写と見るべきです。 参考文献:日本刀大百科事典