2018-10-08 【刀剣紹介】倒韓の槍 刀剣紹介 槍 倒韓の槍 甲州甲府城主・加藤光泰所持、相州広次作の片鎌槍です。文禄(一五九二)の役に出陣、これを揮って勇戦したが、帰途、急死しました。穂の長さ一尺二寸(約三六・四センチ)、身幅一寸(約三センチ)。子孫・大洲城主の加藤家に伝来しました。林春斎が寛文七年(一六六七)、倒韓槍と命名しました。本槍は今次大戦の戦火で焼失したが、岡本隆国の模品が、子孫の家に現蔵されています。 参考文献:日本刀大百科事典