日本刀の世界 ~日本の様式美~

日本の伝統文化である日本刀の刀工・刀鍛冶、名刀、刀剣書籍など

【刀剣紹介】紅葉山信国

 紅葉山信国

『享保名物帳』所載、京の信国作の脇差です。もと江戸城の紅葉山にあった宝蔵所蔵のものを、寛文六年(一六六六)十月八日、将軍御用に移管したものです。
刃長は一尺〇五分(約三一・八センチ) 、または一尺一寸五分五厘(約三五・〇センチ) というが、後説が正しい。『継平押形』に「紅葉山信国」として、太刀の図を掲げているが、それは全く別物である。『享保名物帳』の信国には、七百貫の折紙が付いていた。昭和十四年一月二十四日、刀劍商・日野雄太郎に売却。

参考文献:日本刀大百科事典