日本刀の世界 ~日本の様式美~

日本の伝統文化である日本刀の刀工・刀鍛冶、名刀、刀剣書籍など

2018-11-23から1日間の記事一覧

【偉人の刀剣】本多平八郎の刀

本多平八郎の刀 徳川家康の四天王のひとり、本多忠勝の刀です。天正十二年(一五八四)四月、長久手の戦のさい、織田信雄は忠勝の勇戦ぶりに感じ、法城寺の刀を与えました。同十四年(一五八六)四月、豊臣秀吉の妹・朝日姫と結婚した徳川家康が、祝儀の使者とし…

【偉人の刀剣】堀部父子の刀

堀部父子の刀 赤穂義士の堀部弥兵衛金丸と、その婚養子・安兵衛武庸所持の刀です。 1.弥兵衛の刀討ち入り後、細川家にお預け中、同家の堀内伝右衛門に、私は豊後高田の行長と重行の刀を持っている、と話したといいます。これは絶対に信じていいでしょう。 浅…

【偉人の刀剣】前原一誠の刀

前原一誠の刀 明治九年の萩の乱の首領・前原一誠の差料は、井上真改の作で、刃長二尺一寸(約六三・六センチ)ぐらい、三十両ぐらいで買ったものです。 そのほかに、奥州会津藩主・松平容保から、相州秋広の刀をもらいました。それは容保の先祖・正之が、三代…