日本刀の世界 ~日本の様式美~

日本の伝統文化である日本刀の刀工・刀鍛冶、名刀、刀剣書籍など

2018-11-12から1日間の記事一覧

【刀剣紹介】流星刀

流星刀 榎本武揚が明治三十一年、富山県中新川郡上市町に落ちた鉄隕石をもって、江戸の刀エ・国吉に命じて造らせた短刀です。板目肌がきれいに出ているが、玉鋼を三割ほど混ぜたものです。 参考文献:日本刀大百科事典

【刀剣紹介】流水剣

流水剣 沢村大学の鎧通しです。大学は熊本藩主・細川家で一万一千石をはんだ家老です。小男だったので、敵との組み討ちになると、組み敷かれることが多かったです。組み敷かれながら、下から腰の鎧通しを抜いて、敵を突き殺すのが得意でした。そのとき使った…

【刀剣紹介】琉球兼光

琉球兼光 薩州鹿児島城主・島津家伝来、無銘、備前長船兼光極めの太刀です。鹿児島に伝わる伝説では、豊臣秀頼が大坂落城のさい、密かに脱出し、鹿児島に潜行したさい、携行した竹股兼光を、城主の島津家久に贈りました。家久はそれを小豆兼光と称していたが…